武器屋カトレア もうひとつの依頼

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今回の舞台は現世ではなく、クイーンズブレイドの世界HS2でもなんとかそれっぽくカトレアさんの衣装が再現できたかなと思ったので今回の話は、鍛冶屋（武器屋）としてだけではなく、かつては冒険者として名を馳せたカトレアその彼女に冒険者志望の子息を持つ貴族や商人などのいわゆる富裕層からの、彼らの護衛及び指導を依頼される件が少なくなかった今回もそのような内容だった“初心者用ダンジョンということで強力なモンスターは現れない”と、見込んでいたカトレアに油断があったのか？ルートを間違えたのか？突如として原人4人、続いてレッド・オークとダーク・オークの中級クラスのモンスターが2体も現れた「原人程度の雑魚モンスターくらいなら」と思い、カトレアは初心者冒険者たちの経験値稼ぎのためと壁の角に隠れて見ていたが、中級モンスターが出現したとなるとそうも言ってられなくなった冒険者A（少年の陰に隠れている黒づくめのガンマン風の男）「ヒィ～～～ッ！れ、レッド・オークとダーク・オークじゃねぇかよこんなんいるなんて聞いてねぇぞオイ、ハンス（緑のマントを羽織った少年）！ パパ（領主）の言いつけどおりちゃんと盾になれよ！お前はそのために連れて来たんだからな！」ハンス「分かってるよ、兄さん」冒険者B（弟を縦にしている男の後ろで剣を構えている男）「情けないぞ、カート（ガンマン風の男）！父上が大枚叩（たいまいはた）いてお前のために用意してくれた魔砲道具（銃のこと）が泣いてるぞ」♪（カトレア登場）三人「カトレアさん！？」カトレアは登場するなり新造したばかりの「巨人殺し改」を一振りするや、原人4人を同時に瞬殺した続いてカトレアの2倍以上もある中級モンスターが2体といえどもカトレアの敵では無かったカトレアはこの日、原人4人とレッド・オーク、ダーク・オーク2体を討伐することとなり、武器屋カトレアの評判と名声を益々高める結果となったバスクの町の酒場カトレアたちは冒険が終わるとバスクの町に戻り、冒険終了後のささやかな宴をしようとしたが・・・カトレア「あら？ランディさん（長男で騎士風の男）とカートさんは？」ハンス「兄さんたちは“約束”があるとかで・・・」カトレア「そう、それは残念ね。でもいいわ。あなたがいるなら。とりあえず初めての冒険、成功おめでとうございます」ハンス「よしてくださいよ、今回の冒険が成功したのは全てカトレアさんのおかげです。カトレアさんがいなければ僕たち三人共モンスターの餌になってましたよ」カトレア「そんなことないわ、ハンス様だって御立派でしたわよ」ハンス「様なんてやめてくださいよ。僕も一応ラッセルフォード伯爵家の三男坊ということになってますが、母は下女ですからねランディ兄さん（長男）は側室（が産んだ）。カート兄さん（次男）は正室。それに比べて僕なんか・・・今回の冒険だって二人の盾代わりに連れて行かされただけですから」カトレア「ふぅ～ん、そうなの・・・　ところでハンス様、カート様とランディ様はどちらへ？」ハンス「兄さんたちなら今頃お目当ての女たちのところじゃないかな？女好きなのは伯爵様譲りかな、おっと！この話はナイショにして下さいよ」カトレア「ウフフ・・・　それでハンス様、あなたは、その・・・ もう御済みなんですか？」ハンス「え！？ それはその・・・」カトレアはラッセルフォード伯爵から受けた依頼はもうひとつあったそれは三人の息子たちの相手、つまりは筆おろしの相手を務めることだった事実、カトレアの息子ラナの友人の兄たちの何人かはカトレアに童貞を奪われ、一部の好事家の間では、「童貞殺しのカトレア」と噂されていたのであった（それが伯爵の耳に入ったカトレア「こんなオバサンじゃだめかしら？」ハンス「と、とんでもない！ カトレアさんは魅力的な女性ですよ！でも・・・」カトレア「(´∀｀*)ｳﾌﾌ・・・ じゃあ決まりね」（本当は三人も若い男の精を搾り取れるって期待してたんだけど・・・この子一人でもまあいいかこの子の精はどんな“味”がするのかしら？今から楽しみだわ(´∀｀*)ｳﾌﾌ